現場からのメッセージ

佐藤 麻耶さん(特養)

2020-04-02

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勤務先:社会福祉法人新秋会 特別養護老人ホームひなた (秋田市)

勤続:8年

 

安心してもらえる存在を目指して

 

介護職を目指したきっかけは?

祖父と父が福祉の仕事をしていて福祉の世界には興味があり、介護福祉科がある短期大学へ進みました。就職活動中に、短期大学の同期からユニット型の特別養護老人ホームが新しく出来ることを教えてもらったのがきっかけでした。家から通える範囲ですし、ユニットケアというものに魅力を感じることが多かったのが志望動機です。

 

日々の仕事で抱く思いは?

仕事内容は主には食事・排泄・入浴の三大介助になります。ユニットタイプということで、より密接な介助をできるのが魅力だと感じています。普段の食事でも、おにぎりにして提供したり、カップラーメンを召し上がる方もいらっしゃいます。利用者様一人ひとりに応じて、細やかに工夫出来ることが多いと思います。楽しみをもって、どれだけ過ごしやすい場所にできるかを心がけています。

 

やりがいや満足感を感じる瞬間は?

意思疎通が難しい利用者様から「ありがとう」と言葉をいただくことがあり、そんな時は嬉しい気持ちになります。業務が重なっていく中でも、世間話をしたり利用者様に親しく接してもらえる瞬間が嬉しいことです。利用者様が笑顔になっているのを見ると、「がんばろう」という気持ちになれます。

 


キャリアアップについての具体的な取り組み

業務面でも精神的な部分でも、あの人がいてくれたら安心、と思ってもらえるような存在を目指したいです。自分自身の知識や技術を磨き、スキルアップしてより良いサービスを提供出来たらと思います。

 

今、介護職を目指している方にひとこと!

介護の仕事は、大変なことが多かったり悩み事が多いと思います。どうしても行き詰って悩むこともあると思うんですが、1人で抱え込まないで、周りには相談できる同期や先輩や上司がたくさんいることを忘れないでください。

自分の目で見てやってみないとわからないことがたくさんあるので、ぜひ飛び込んでみてほしいです。理想とは違った面もあると思いますが、この仕事じゃないと感じられないこともたくさんあります。

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